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常設展示室

第1展示室:読谷村と沖縄戦

第2展示室:抑圧された占領下の時代

テーマ1:戦後生活の始まり

テーマ2:米軍占領下の沖縄の地位

テーマ3:踏みにじられた命と人権

テーマ4:島ぐるみ闘争(土地闘争)

テーマ5:復帰闘争

第3展示室:基地の中のむらづくり

第4展示室:基地の中に打ち込んだ文化のくさび

第5展示室:平和村づくりの推進

第6展示室:21世紀グランドデザイン

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3.「乞食行進」に現れた無抵抗の闘い −土地を守る4原則−

■解説文

 強制的に土地を奪われた伊江島真謝の農民は、生きるために接収された土地に入り、爆撃演習下で農耕を開始しましたが、80数名が逮捕され、実刑判決を言い渡されました。家も田畑も奪われた真謝区民の80%が栄養失調となり、主婦数人が死亡しました。
 さらに米軍は、耕作をやめようとしない農民に威嚇射撃を行い、農地にガソリンをまいて、農作物を焼き尽くしました。そのため農民は乞食になることを決意し、沖縄本島を縦断する「乞食行進」を始めたのです。翌年、米軍は沖縄の恒久基地化と土地買取のため「プライス勧告」を発表しました。これによって、80万県民中、50万人が各地で立ち上がったといわれる「4原則貫徹」の「島ぐるみ闘争」へと発展したのです。

■写真解説

乞食行進

 

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更新日:2008年3月18日