琉球が3つの小国家(「北山」ホクザン・「中山」チュウザン・「南山」ナンザン)に分かれて覇権を争っていた時代、中山(チュウザン)の王「察度(さっと)」の命をうけた「読谷山(ユンタンザ)」の青年「泰期(たいき)」は、1372年、中国(当時「明」)に貿易船を出し大交易時代を切り開きました。15世紀には尚巴志(ショウハシ)により、統一国家琉球王国が誕生しました。琉球の船は、日本、朝鮮、シャム(タイ)、マラッカ(マレーシア)、ジャワ、パレンバン(インドネシア)、安南(ベトナム)、ルソン(フィリピン)などへ出かけて行きました。 |