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常設展示室

第1展示室:読谷村と沖縄戦

第2展示室:抑圧された占領下の時代

第3展示室:基地の中のむらづくり

第4展示室:基地の中に打ち込んだ文化のくさび

第5展示室:平和村づくりの推進

第6展示室:21世紀グランドデザイン

広く

深く

テーマ1:深く −琉球処分−

テーマ2:深く −帝国主義の展開−

テーマ3:深く −第一次世界大戦と日本の情勢−

テーマ4:深く −アジア・太平洋戦争への道−

テーマ5:深く −第二次世界大戦−

 

2.農村社会の疲弊と民衆

■解説文

 農産物の価格は戦後恐慌によって暴落し、販売は独占的購買組織にしばられ、工業製品の価格と大きく開いていきました。農民の生活は窮迫し膨大な借金と、青田売りが急増し、寄生地主に対しての小作料引下げ要求の争議も増え、日本農民組合が結成され農民運動も全国的に広がっていきました。しかし、全国の耕地面積は減少し、貧農や農家の二・三男が工場労働者として都会で生活するようになり、都市に人口の急増をもたらしました。労働者たちは労使協調を主とする「友愛会」に組織されましたが、労働条件の改善を要求してストライキでたたかう件数も増えていきました。
 このころ婦人運動が組織され、治安警察法第5条(婦人の政党加入と政談演説会主催および参加禁止)の修正運動がおこり「新婦人協会」が結成されました。女子高等教育の拡充男女共学・母性保護・婦人参政権などの要求も掲げられました。

■写真解説

労働争議と小作争議の増加

疲弊する農村

新婦人協会第一回総会

 

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更新日:2008年3月18日