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常設展示室

第1展示室:読谷村と沖縄戦

第2展示室:抑圧された占領下の時代

第3展示室:基地の中のむらづくり

第4展示室:基地の中に打ち込んだ文化のくさび

第5展示室:平和村づくりの推進

第6展示室:21世紀グランドデザイン

テーマ1:数字で見る読谷村

テーマ2:むらの将来像

テーマ3:地区別将来方向

テーマ4:プロジェクト2010

テーマ5:読谷村にある基地概要

テーマ6:現在の基地を取り巻く状況

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5.楚辺通信所

■解説文

 読谷村の中央に位置する読谷補助飛行場の北西部に接し、波平、座喜味、上地の土地にまたがり、「キャンプハンザ」と呼ばれています。面積は535千平方m。地主は444人、年間の賃貸料は2億9700万円となっています。
 施設内には部隊事務所、診療所、銀行などの建物や、アンテナ(ケージ型・T字型など)の工作物があり、32人の基地従業員が働いています。管理部隊は在沖米艦隊活動/海軍航空施設指令部で、使用部隊は海軍通信保安活動隊沖縄ハンザ部隊、その他です。航空機、船舶及びその他の軍事通信の傍受施設として使用されています。
 通称「象のオリ」と呼ばれるこの施設には直径200m、高さ約28mの巨大な檻のようなケージ型のアンテナがあり、それに囲まれた建物を中心に100本余りの棒状のアンテナがとりまいています。アンテナの中心にある建物では移動中の航空機や船舶からの通信を傍受して、コンピューターを使って分析しているといわれています。アメリカ軍は施設の10分の1しか使っていないため、ほとんどが黙認耕作地になっていて民間の地域との区別は分かりにくくなっています。しかし、アンテナ施設の入り口はガードボックスがあり、立ち入り者は厳重にチェックされ、更に建物入り口でチェックされます。在沖米軍施設でも警戒厳重な施設として知られています。

■写真解説

楚辺通信所の位置と写真

土地のうちわけ

楚辺通信所の北側に集結したアメリカ軍 1964年

 

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更新日:2008年3月18日