■解説文
かつてセ−ラと呼ばれた石灰岩段丘斜面を背後に海を臨む夕日の美しい景観を活かし、崖地保存と緑化、海岸線の造成等による自然環境の回復を進めます。 村内で唯一漁港のある地区で、定置・畜養漁業等の振興とあわせて、ジンベイザメ飼育等の新分野の開拓、海洋レクリエーションと結んだ遊漁船やガラスボートの運航等、海を活かした多角的な事業開発を推進します。 楚辺地域では、公共下水道の供用開始により海の回復が期待できます。都屋漁港、ユーバンタ、スビガニク等海岸の日常的な利用、下水道処理水の浄化と農業用水への再利用等、海・水・緑をつなぐモデル的な住環境整備に取り組みます。 住宅団地開発やスーパー等の店鋪立地が相次ぎ、大添から楚辺、都屋まで連続した市街地となりつつあります。こうした住宅地の広がりに対処して、採石場跡地の環境整備、街並みや沿道の景観整備等により、市街地の整備を進めます。 各地域に残る海にちなんだ行事の復活、赤犬子を奉る地にふさわしい伝統芸能の継承・発展、エイサー等の伝統文化の子供たちへの継承等を通して、コミュニティの充実と地域文化の創造を進めます。 |