■解説文
読谷山岳から座喜味城跡に連なる山林は、北風を抑え長浜ダムの水源をかん養する重要な役割を担っています。将来とも本村を抱護する緑地帯として、その保全をはかります。 農村基盤総合整備事業による農地及び集落の一体的な整備事業が実施され、紅イモ団地での出荷が最初に行われた実績を活かし、今後とも紅イモ加工やイモ掘り遠足等の多様な農業開発を進めます。 座喜味城跡環境整備と民俗資料館・美術館の整備拡充、ヤチムンの里の定着と拡大という現状を踏まえ、座喜味城跡、伝統工芸センター、ヤチムンの里、共販センター、喜名番所をネットワークする全体的な地区づくりを進めます。 喜名移転先地整備事業や民間の住宅団地開発など、住宅地の拡大と道路等の基盤整備が進められてきました。今後は、座喜味や喜名の花壇づくりにみられるような景観や環境整備の推進をはかります。 なお、喜名は「ゆいまーる共生事業」の先駆けとなった行政区であり、高齢社会における地域扶助の形態等、コミュニティの新たな可能性を探ります。 |