■解説文
本村は農村地域でありましたが、人口増加と自動車の普及にともない、市街地が幹線道路沿いに連続し、スーパー等が分散立地するようになりました。また残波岬地区や海岸部での観光開発により、観光レクリエーション活動が増大してきています。さらに庁舎の移転により交通流動が変化しつつあります。こうした都市活動の増大と変化に対処した都市施設の体系的な整備促進が重要となってきています。将来の交通幹線となる国道58号線嘉手納バイパスの全体像が確定しつつあります。 都市的土地利用及び都市施設整備の基本方針を定めた「読谷村都市基本計画」に基づき、用途地域等の計画的見直し、国道バイパスをはじめとする幹線道路、都市公園等の計画的整備により、農村と都市の調和する地域整備を進めます。また本村の市街地は、戦後の集落移転とその周辺への密集居住によって形成されたため、街路等の生活基盤が脆弱であることから、街路及び排水路、小広場及び生垣等の整備により、住民と協力した住環境の改善を進めます。 |