■解説文
平成4年、ヤチムンの里の第二世代が独立し、新たな大型共同登窯が建設され、文字どおりヤチムンの里として発展してきました。村内の窯元も40軒を超すものとなり、こうした裾野の広がりに支えられて読谷村陶芸研究所が開設され、ヤチムンが身近になると同時に生活の中に広がっています。又、近年琉球ガラスが村内に立地するようになり、新たな産業振興の可能性が広がりました。 このように本村は、県内においても、陶芸生産活動の拠点としての位置づけが確立されつつあります。今後、ヤチムンの里の景観整備、共同販売センターの拡充、学校教育における課外活動の充実等、ヤチムン製作のための環境整備を進め、ヤチムンの可能性とその世界を広げながら、沖縄を象徴するヤチムンの振興を図ります。 |