■解説文
北海道池田町との児童・生徒の交流事業は20年近く継続し、この間父母や婦人会、老人会等の交流も行われてきました。また福祉の街といわれる東京都町田市と村社会福祉協議会との交流をはじめとして、役場職員の新潟県大和町との交流、そして読子連や字楚辺(そべ)での鳥取県淀江町との児童交流やハワイとの交流など、国内外の活発な交流が行われてきました。さらに近年では、海外移住者子弟研修生受入事業によるブラジル等南米各国との海外交流が進められています。そして読谷まつりがこれらの方々を歓迎する舞台ともなっています。 今後は、児童・生徒交流から家族交流への拡大や、また中国や東南アジア等の交流先も拡大し、世界の人々との国際的な平和交流等、多彩な交流機会が高まるものと期待されます。こうした人々と各地域との交流推進により、花織・ヤチムン等の文化源流をたずね、また沖縄の海外移住の歴史を踏まえて、読谷の文化と世界の文化が出会う新しい文化の発展を促しています。 |