■解説文
就業者の構成は沖縄県と同様に第三次産業が高くなっています。昭和60年から平成7年の間に第一次産業に従事する人が、9.7%から6.0%、第二次産業が28.4%から24.9%に減り、逆に第三次産業に従事する人は61.8%から69.1%と増え都市型の産業構成の傾向を強めています。第三次産業のうち、サービス業に従事する人が、31.2%から50.6%、建設業が20.6%から18.1%、卸・小売り業・飲食店が18.5%でこの3業種で70.3%から87.2%を占めるようになりサービス業の就業者比率が高まっています。また建設業と卸売り・小売業・飲食業の比率が逆転したことも特徴にあげられます。 平成8年で最も多い業種は卸売・小売の503件(42.6%)でサービス業の312件(26.4%)と合わせ全体の69%をしめています。3位は製造業の194件(16.4%)で主に読谷山花織の個人生産者が含まれています。 就業者のうちわけでは読谷村に住んでいて村内で働いている人の数は平成7年で6731人(49.4%)で読谷村に住んでいる人で村外に働きに出ている人は6907人(51.1%)とほぼ同じ割合になっています。村外から読谷村に働きに来ている人は2812人(29.5%)となっています。 |