■解説文
東シナ海に突き出た残波岬は北からの塩害が強いところで、戦前は広大な松林があり、防潮林や薪場として宇座の区民に共同使用されていました。沖縄戦やアメリカ軍の基地構築により荒廃していましたが、復帰後軍用地が返還され広大な残波岬公園が整備されるとともに大規模な土地改良事業が実施されました。今後の残波後背地域の利活用のために防潮林が必要であり、残波松林を復活させるため、村民の参加と協力のもと防潮林を造成し、環境の保護と整備を開始しました。 東シナ海の強風に立ちふさがるように松林はつくられましたが、現在少しずつ緑の防波堤は大きくなってきています。 |