■解説文
日々の暮らしに流されてしまい、豊かに安心して暮らせている平和な社会環境はどうしてもたらされているのかを考える村民は少なくなってきています。こうした社会状況の中で「戦争とは何か、何故(なぜ)基地があるのか、平和とは何か」について問いかけ、村民が日常的に平和問題を考える機会として1988年より開催されています。 展示会では、沖縄戦や米軍の統治時代の苦難な時期の写真などやアジア諸国での戦争被害調査報告書などを紹介しています。また、これまでの読谷村の平和行政の取り組みや戦争関連資料などを取りまとめた小冊子「平和の炎」を発刊しています。さらに、平和講演会や平和コンサートなども平和創造展の一環として取り組み、村民が平和を考える機会になっています。 |