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常設展示室

第1展示室:読谷村と沖縄戦

第2展示室:抑圧された占領下の時代

第3展示室:基地の中のむらづくり

第4展示室:基地の中に打ち込んだ文化のくさび

テーマ1:返還された軍用地

テーマ2:基地被害 −終わらない戦後−

テーマ3:村民主権 −基地撤去の闘い−

テーマ4:文化による外交

テーマ5:平和の炎が立ち上がる −軍用地の跡地利用−

第5展示室:平和村づくりの推進

第6展示室:21世紀グランドデザイン

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5.波平陸軍補助施設

■解説文

 〈公共公益施設整備事業等〉 1974年に返還されたこのアメリカ軍施設には高射砲部隊が配置され、砲台や兵舎等が建設されていました。返還にともない、いち早く医療センターとしての跡地利用計画をたて、村民と一体となってその実現に努力しました。当時、読谷村は無医村で村民は嘉手納町や沖縄市の病院へ通院していました。村民の切実な要望として医療施設の整備は急務となっていました。76年度に用地を購入し、77年度で建設に着手、78年5月には診療を開始しました。また、隣接する地域には、沖縄県社会福祉事業団が主体となって「県立よみたん救護園」「県立都屋の里」がすでに建設されていて波平陸軍補助施設はこの「読谷村診療所」のオープンにより医療・福祉のメッカとなりました。さらに同施設内には、農林漁を営む家々の婦人および高齢者が共同学習・自主的交流・情報交換等を行い、生活改善・農産加工技術の学習等を目的とした農村婦人の家も建設され、健康増進・創作活動等の多目的な活動が展開されています。隣接する公園も含めて福祉ゾーンとしてこれからも充実した施設の建設と地域の発展が望まれています。

■写真解説

施設の位置と返還前の様子

読谷村診療所

読谷村農村婦人の家

 

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更新日:2008年3月18日