■解説文
○ 残波岬総合公園整備 読谷村を代表する景勝地の一つが残波岬です。東シナ海に点在する島々が望め、那覇や名護・恩納岳が眺められ、眼前には大海原が広がる絶景は訪れた人々の心を揺さ振ります。戦後ナイキ・ハーキュリーズの基地として使われていましたが、1974年返還され「読谷村総合基本構想」により「読谷村海岸保全利用計画」がたてられました。村民がくつろぎ楽しめる場所として整備され、1983年、野外活動施設「残波岬いこいの広場」として生まれ変わりました。マンタハウス、多目的グラウンド、バーベキューハウス、テニスコート、ローラースケート場、ゲートボール場等の施設があり、広場には「残波大獅子」が鎮座し、進貢船をイメージした展望台もあります。戦争により荒廃した大地が、平和な生活空間として憩いの場として甦ったのです。 ○ ゴミ処理場(一般廃棄物最終処分場)整備 1971年、喜名のゴミ捨て場で火災が発生し大火になりました。このことで集中処理方式の導入が検討され事業計画が進められました。生活水準の向上や多様化にともない、ゴミの量の増大と質の多様化が著しくなり、地域環境の保全と地下水の汚染防止など対策を講じ、膨大な一般家庭からのゴミを衛生的かつ合理的に処理する施設としてゴミ焼却場を建設しました。 |