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常設展示室

第1展示室:読谷村と沖縄戦

第2展示室:抑圧された占領下の時代

第3展示室:基地の中のむらづくり

テーマ1:復興にむけた新たな歩み

テーマ2:村民の戦後生活

テーマ3:行政文書から見た村づくり

テーマ4:米軍にほんろうされた農民 −土地の再接収−

第4展示室:基地の中に打ち込んだ文化のくさび

第5展示室:平和村づくりの推進

第6展示室:21世紀グランドデザイン

広く

深く

 

3.ジュラルミンの時代

■解説文

 アメリカ軍の上陸地となった読谷村では、激しい砲撃で、家を焼かれ、農具や衣服などの生活必需品も失いました。人々は生活のため知恵を絞り、物の無い時代を生き抜いてきました。村内には日本軍の飛行場があったため、破壊された飛行機の残骸が残っていました。又、座喜味には戦争の残骸捨て場があり、嘉手納の飛行場からも運ばれてきていました。その飛行機の資材を利用して、ハガマ(炊飯用の釜)、アイロン、洗面器、香炉、きゅうす、ヤカン等のジュラルミンを利用した製品を作っていました。1946〜49年頃のわずか3〜4年の間で、最盛期には村内に7つの工場ができて、その製品は広く県下に出回り戦後第一の産業と言えるほど盛況を極めました。しかし、材料となる飛行機の残骸が取り尽くされ、次第に衰えていきました。

■写真解説

ジュラルミンの製品

ナ−ビヤ−の分布と働く人の数

ジュラルミンの製品 アイロンと洗面器

 

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更新日:2008年3月18日