■解説文
沖縄の米軍基地は現在に至るまで、朝鮮・ベトナム・湾岸戦争など、アメリカが戦争をするたびに直接発進基地として使用されてきました。 県民は、朝鮮戦争において初めて、その役割を担う基地を目の当たりにし、米軍にとっての沖縄基地の重要性を認識したのです。 そして、米国がベトナム戦争に介入すると、沖縄の米軍基地は、再度、最大限に使用されました。沖縄の米軍基地から発進したB52がベトナムを爆撃し、多数の民衆を殺し、ナパーム弾で家や田畑、森林を焼き払ったのです。また森林に枯れ葉剤をまき、その後遺症として多くの奇形児を残しているのです。 |