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常設展示室

第1展示室:読谷村と沖縄戦

テーマ1:日本の帝国主義と沖縄

テーマ2:読谷村の戦前の暮らし

テーマ3:迫りくる戦争

テーマ4:疎開と避難

テーマ5:日米の戦闘

テーマ6:住民の集団死

第2展示室:抑圧された占領下の時代

第3展示室:基地の中のむらづくり

第4展示室:基地の中に打ち込んだ文化のくさび

第5展示室:平和村づくりの推進

第6展示室:21世紀グランドデザイン

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深く

 

7.強制連行 −しいたげられた朝鮮軍夫−

■解説文

 日中戦争がはじまると、労働者たちが兵士として戦場に送られ、国内は労働力不足となり、安い労働力を海外に求めました。朝鮮からは数十万人におよぶ人たちが強制的に日本に連れてこられましたが、正確な人数はつかめない現状です。
 最初は「募集」方式をとりましたが、労働者を確保することができませんでした。「官斡旋」や「国民動員実施計画」などの方策を採用し、「移入朝鮮人は工場、鉱山、国防土木建築、沖仲仕等の要員に充当・・・」、「徴兵」などを実施しました。
 沖縄には大勢の人たちが連れてこられたといわれていますが、軍夫として、飛行場建設、陣地構築、戦闘の最前線での弾薬運びなど、食料も満足に与えられず、重労働を強いられました。戦後のアメリカ軍収容所での名簿には1500名の名前しかありませんでした。
 現在「韓国人慰霊塔」が建立されていますが、連行された人たちの人数や、犠牲になった人びとの名前など、戦後50年以上過ぎても分からないままです。

■写真解説

韓国人慰霊塔

ガラビ壕

平和の礎2

 

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更新日:2008年3月18日