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常設展示室

第1展示室:読谷村と沖縄戦

第2展示室:抑圧された占領下の時代

第3展示室:基地の中のむらづくり

第4展示室:基地の中に打ち込んだ文化のくさび

第5展示室:平和村づくりの推進

第6展示室:21世紀グランドデザイン

広く

深く

テーマ1:深く −琉球処分−

テーマ2:深く −帝国主義の展開−

テーマ3:深く −第一次世界大戦と日本の情勢−

テーマ4:深く −アジア・太平洋戦争への道−

テーマ5:深く −第二次世界大戦−

 

1.挙国一致

■解説文

 国民全体が一致して同じ態度や行動をとることを挙国一致といい、日本では日中戦争前から第二次世界大戦で敗戦するまで続きました。政府の方針に異を唱え対立する勢力を弾圧し、国民全体を同じ道に進ませ、態度や行動も一致して事をおこなうことをいいます。1940年に東京の宮城前広場で「紀元2600年式典」奉祝の祝典が開かれ、5万人ちかくが出席しました。東京のあちこちで「紀元2600年」の奉祝歌が歌われ、各地で祝典が開かれました。
 このころ中国では、戦線は拡大し長期化して日本軍は思うように戦果をあげることができずにいました。国内では国民の生活は必需品まで配給制になり、米や炭まで自由にならず正月の酒まで足りませんでした。予定されていた東京オリンピックや万国博覧会が中止となり国民の不満はこの奉祝で愛国心として盛り上げ、戦争拡大への道をそれまで以上に加速させていったのです。

■写真解説

大政翼賛会の機構図

国民学校の体練

紀元二千六百年奉祝

 

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更新日:2008年3月18日