■解説文
○「不戦宣言碑」 読谷村は、第二次世界大戦でアメリカ軍の沖縄本島上陸の地点となり一面焦土と化し、村民は3千7百名余の尊い命を失いました。現在でも村土の47%をアメリカ軍基地が占めています。今なお残る遺族の方々の心の痛みと、生き残った人々の教訓として、二度と戦争を起こさない、起こさせないとの決意を表明し、3万3千余の村民の意志として不戦の誓いを宣言したものです。 ○「非核宣言の村」の碑 わが国は、第二次世界大戦において世界で唯一原爆の被害を被った国として「核」の恐ろしさを身をもって経験させられました。その国の国民として、世界から「核」廃絶をさせる願いには切なるものがあります。核兵器の破壊力や子孫にまで影響を残すともいわれるこの爆弾を、再び使用させないため平和を願う世界の諸国民と共に核廃絶への決意を固め、声高らかに非核宣言をしました。 |