景観計画について

景観計画の目的

(1)かけがえのない読谷村の風景を次代に残す

私たちが目にしている風景は、豊かな自然に育まれ、さまざまな歴史の刻まれた、読谷村固有の風景であり、風土文化を映し出す鏡である。風景を美しく維持していくことは、自分たちの風土と文化を大切に継承していくことにつながっている。またこれらの豊かな自然や土地、風景は、特定の世代が消費してよいものではなく、将来の世代へ大切に受け渡していく責務がある。景観計画では、「読谷村らしさ」をふまえ、守るべき景観の指針をつくる。

(2)村民の共有の豊かな財産である風景を守り育み、だれもがその恵みを受ける

風景はだれもが共有できるものであり、その共有財産を美しく豊かにすることは、村民全体の利益に通じる。そのため、公と私の調和のとれた景観指針をつくる。

(3)鳳計画に表現される自然と社会の調和した将来像を、景観として実現する

鳳計画は、地域の自然の特性を読み解き、その流れに沿いつつ最大に活用できるような土地利用や人間の活動への指針であり、伝統的でありながら新しい知の体系である。これを現代的に読み替えれば、まさしく風景づくりである。したがって景観計画の役割は、鳳計画に表現された村の特性と将来像を、具体的に実現することであるといえ、そのための土地利用や建築、協働のルールをつくる。

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都市計画課
〒904-0392 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901番地

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