読谷村窓口等対応困難時の基本指針を定めました

役場の窓口には、日々多くの方が手続きや相談のために訪れます。村では、すべての村民の皆さまに対し、丁寧でわかりやすい説明と、気持ちに寄り添った対応を行うことを基本としています。

しかし近年、全国では、窓口での苦情や相談の一部が「大声での威圧」「職員への侮辱」「長時間にわたる執拗な要求」などに発展し、職員が精神的な負担から大きなストレスを感じたり、対応が長時間に及ぶことで、後にお待ちの方の手続きが遅れるなど、行政サービスに支障が生じる事例が見られています。

こうした状況を防ぎ、すべての村民が公平に行政サービスを受けられる環境を守るため、村では「読谷村窓口等対応困難時の基本指針」を定めました。

この指針は、困りごとを抱えて来庁される方を排除するものではありません。村は、相談を受け止め、丁寧な説明に努めます。ただし、次のような行為がある場合には、組織として対応を見直します。

・大声や暴言、侮辱など相手を傷つける言動

・殴る、物を叩くなどの暴力や脅し

・「土下座しろ」「担当を替えろ」などの不当な要求

・同じ要求を執拗に繰り返し、業務を妨げる行為 など

村では「職員を一人にしない」「情報を共有する」「必要に応じて複数名で対応する」など、組織として窓口環境を守ります。必要に応じ総務課、庁舎管理者、警察、顧問弁護士とも連携します。

村民の皆さまの声は、より良い村づくりの力です。お互いに敬意をもって話せる窓口づくりに、ご理解とご協力をお願いいたします。