身体障害者補助犬について

更新日:2024年09月18日

身体障害者補助犬(以下、「ほじょ犬」と表現します。)とは、身体障がい者の自立と社会参加に資するものとして、身体障害者補助犬法に基づき訓練・認定された犬のことであり、「盲導犬」・「介助犬」・「聴導犬」の3種類に分類されています。ほじょ犬は、障がいのある方の大切なパートナーであり、なくてはならない存在です。地域の皆様におかれましても、充分にご理解していただきますようよろしくお願いいたします。

ほじょ犬の種類について

前述している通り、ほじょ犬は全部で3つに分類され、それぞれ「盲導犬」・「介助犬」・「聴導犬」となっています。それぞれの役割は、以下のとおりです。

盲導犬 視覚障がい者の安全で快適な歩行をサポートします。道路交通法第14条に定める犬であって、政令で定めるハーネス(胴輪)をつけています。使用者に「障害物・曲がり角・段差」を教えてくれます。
介助犬 肢体不自由者の日常の生活動作のサポートをしてくれます。落としたものを拾って渡す、手の届かないものを持ってくる、ドアの開閉、冷蔵庫や引き出しの開閉、スイッチ操作などのほか、歩行介助、起立や移乗(トランスファー)の補助などを行います。外から見てわかるように「介助犬」と書いた表示を付けています。
聴導犬 聴覚障がい者に音を聞き分けて教え、音源へ誘導します。玄関のチャイム音・ファックス受信音・キッチンタイマー・赤ちゃんの泣き声・車のクラクションや自転車のベル・非常ベルなどを教えてくれます。また、「聴導犬」の表示をつけていることで、周囲の人が聴覚障がい者であることに気がつくという効果もあります。

【ほじょ犬のシンボルマーク】

ほじょ犬のシンボルマークです

ほじょ犬ステッカー(PNG:132.3KB)

このマークは、ほじょ犬の啓発のためのマークであり、施設やお店の入り口などに掲示しています。

施設やお店などに掲示を行いたい方は、上記リンク先から印刷しご利用ください。

ほじょ犬の受け入れについて

ほじょ犬の施設等への受け入れについては、「身体障害者補助犬法」においてその受け入れが義務付けられています。正当な理由なく、ほじょ犬の受け入れを拒否することが無いようによろしくお願いいたします。詳細は下記をご参照ください。

身体障害者補助犬の受け入れについて (mhlw.go.jp)

ほじょ犬を見かけたら・・・

  1. ほじょ犬はからだの不自由な人のからだの一部です ・・・ほじょ犬とは、目や耳や手足が不自由な人のお手伝いをする、盲導犬、介助犬、聴導犬のことです。からだの不自由な人のからだの一部であり、ペットではありません。「身体障害者補助犬法」に基づいて認定された犬で、特別な訓練を受けています。きちんとしつけられているので、社会のマナーも守れるほか、お手入れも行き届いていて衛生的です。そのため、公共施設や交通機関をはじめ、飲食店やスーパー、ホテルなどの様々な場所に同伴できます。ほじょ犬は、からだの不自由な人の自立と社会参加を支えています。ほじょ犬のことを、もっともっと知りましょう。
  2. どこでも一緒に行動します ・・・公共施設をはじめ、様々な場所でほじょ犬を受け入れることは、「身体障害者補助犬法」で義務づけられています。「犬だから」という不適当な理由で受け入れを拒否せずに、あたたかく見守っていただくようご協力をお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉課
〒904-0392 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901番地

電話番号:098-982-9209

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