2014年1月1日 日本一人口の多い村「読谷村」誕生
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文化振興課

歴史民俗資料館の展示内容

(1) 展示活動

※展示内容は、企画展との関連で変更になっている場合があります。ご了承ください。

A.常設展示(本館・新館)

読谷の歴史民俗をテーマに、祖先が築いてきた郷土の姿を効果的に展示する。

【 常設展示概略図 】

歴史民俗資料館 常設展示概略図 

(ア)読谷の衣(新館)

明治後期から昭和20年頃までの衣は材料から仕立てに至るまで、ほとんど自給自足であった。
夏衣のバサージン(芭蕉衣)の原料である糸芭蕉は各屋敷に植えて、繊維をとり地機や高機で織った。冬衣のムミンジンは木綿糸を購入して各家で織った。それらの芭蕉糸と木綿衣を展示してある。また、15世紀初期、南方から技法が伝来したといわれる読谷山花織綿衣、棒術のときなどに着けるウッチャキー、組踊に用いるルーブクなどがある。

(イ)読谷の遺跡(新館)

読谷村の先史・原史時代の遺跡は豊富で、現在までに39箇所確認されている。その中で渡具知東原遺跡は爪形文土器が出土する縄文時代早期(7000年前)のもっと古い遺跡で、しかも曽畑式土器をも伴っている。また、木綿原遺跡は箱式石棺墓を伴い、国の重要遺跡に指定されている。
資料館北側の松林奥には国指定史跡、座喜味城跡があり、15世紀初期の山城を偲ぶことが出来る。考古展示部門ではこれらの遺跡から出土した資料が時代別・遺跡別に見ることができる。

(ウ)民家(新館)

読谷村では戦前の民家は茅葺きと赤瓦の家であった。昭和19年の茅葺き家が1,845戸で、赤瓦家が1,282戸であった。これらの家も今次大戦でほとんど焼失し、戦後茅葺きや、セメント瓦、赤瓦家が復興されたが、つい30年前からセメント・コンクリート建てが流行し、茅葺き家は1軒もなく、赤瓦家(木造)もやがて姿を消そうとしている。
民家の間取りは家によって多少の相違はあるが、基本的には、一番座、二番座、裏座、台所等からなっていた。たいてい一番座に仏壇と床間があり、台所に近い裏座にはジール(地炉)が設けられていた。

(エ)亀甲墓と葬具(新館)

沖縄の亀甲墓は華南系墓式の影響を受けたもので、もっとも古いのは那覇市にある伊江御殿家の墓(1687年築造)で、地方で流行しだしたのは明治中期から大正期にかけてである。亀甲墓は俗に母体をかたどったものであるといい、人は死ぬと再びもとのところへ戻っていくという。この墓は読谷村大湾にあった古い亀甲墓を参考にして造ったもので、墓堂の構造はシルヒラシと一段のタナからなっている。がん(龕)は遺体を墓まで運ぶもので、現在では霊柩車にとってかわっている。洗骨後の遺骨を納めるものには色々な種類があり、家型の石厨子や、陶器製の家型厨子、甕型厨子等がある。

(オ)漁業(新館)

読谷村で漁業が行われてきた村は、長浜、瀬名波、宇座、渡慶次、儀間、都屋、楚辺、渡具知等の部落で、近海ではタマン、グルクン、ミーバイなどが獲れる。漁船として利用されてきた伝統的なサバニをはじめ、漁船の付属具のエーク、ユートゥイ、ウールワヤー、フウ、また、タマウーキ、ウミバク、チジュル、イジュン、ミーカガン、アマラ、ウミフージョー、網などの漁具を展示してある。

(カ)農・諸職(新館)

畑作耕転農具としてイーザイ、スキ、ターウチャーグェー、ハーグェー、ミマターグェー、タマターグェー、それに除草及びカズラ植付用具のヒーラがある。水田用農具にはクルバシ(ヤチバ)、スルイタ、除草具、カナバ(シンバ)等がある。その他、カズラや山羊の草を刈りて運ぶオーダーと、その編み機がある。大工道具として各種のノコや、ティーン、カンナ等を展示してある。

(キ)読谷村における沖縄戦(本館)

第二次大戦に使われた軍服、ヘルメット、布製バケツ、奉公袋、背のうなどを展示してある。
そして、第二次大戦後の廃墟の中から、人々は生きるために飛行機の残骨(ジェラルミン)でハガマ、シンメーナービ、ヤックヮン等の生活道具を作り、たくましく生きてきた様子を展示してある。

B.企画展

新収蔵品

前年度に寄贈いただいた資料や、購入した民具資料等を公開展示する。

(2) 教育普及活動

資料館講座の開設

(3) 出版物発行事業

年報、紀要、資料館だより、民話集等の編集発行。

(4) 資料収集活動

資料現在高(平成24年3月31日現在)

民俗資料 9,000
考古資料 42,000
歴史資料・その他 186

民俗資料の分類

衣・食・住 6,043
信仰 316
生産・生業 1,338
民俗知識 91
交通・運輸・通信 146
民俗・芸能・娯楽 290
交易 407
人の一生 365
社会生活 3
年中行事 1

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