2014年1月1日 日本一人口の多い村「読谷村」誕生
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読谷飛行場返還の碑:5

読谷飛行場返還の碑広場の設計

返還の碑の位置
・返還の碑は、座喜味城跡-村民センター地区-赤犬子・展望広場を結ぶ、歴史、緑地系の軸状にある。
・また村民センター地区においては玄関口にあたる。
・風水的観点からは、主山(座喜味城跡)-明堂(村民センター地区)-按山(赤犬子・展望広場)という配置である。座喜味城跡、赤犬子・展望広場が森となることから、明堂のランドマークは緑地系となる。

返還の碑の位置

読谷補助飛行場返還の碑広場設計の方針

1.広場の位置づけ
・村民センター地区へ誘引する玄関口としての役割を担うとともに、読谷補助飛行場返還の歴史や平和学習の場として、親しみやすく地域に根ざした広場とする。
2.設計の方針
・対となる交差点広場の特長を活かしてシンメトリーに石碑を配置し、交差点の見通しを確保するとともに象徴的なメインゲートを演出する。
・交差点から見通せる座喜味城跡の丘陵景観を活かし、植栽による緑がなじむ開放的な空間とする。
・返還の碑及び不戦宣言の碑を同系統のデザインとし、両石碑の関連性や一体感を創出する。
3.デザイン
・両広場の中央に堂木となるガジュマルを配置し、象徴的なゲート空間を形づくるとともに周囲を背後広場と連続する植樹帯とする。
・石碑の円形配置に沿うように舗装材をデザインし、石碑の配置空間と歩行空間とを区別する。
・構造物の素材については、周辺地域で使用される材料と調和するとともに景観に適したものとする。
・夜間の景観にも配慮し、蓄光石による幻想的な出演を行うとともに夕刻のウォーキングや夜間走行の目印ともなる新たなスポットとする。

返還の碑 配置図

当該地区は、平成25年3月に策定された第2次読谷補助飛行場跡地村民センター地区跡地利用基本計画を基に整備が進められている。本計画地周辺は平和の森ゾーンに位置づけられ主に広場と緑地帯で構成されるゾーンとなっている。

読谷飛行場返還の碑完成写真

返還の碑 配置図_2

不戦宣言の碑の移設
・不戦宣言の碑は平和の森球場へ設置する際に、将来ふさわしい場所が得られたときは移設可能として設置されたものである。
・不戦宣言の碑は読谷村の村是ともなっており、村民センター玄関口がふさわしい場所である。返還の碑設置を機に石碑の配置見直しと合わせて移設する。

不戦宣言の碑完成写真

不戦宣言の碑 配置図

 読谷飛行場は60年余にわたり軍事基地として使用され、村の中央に位置していることから本村のむらづくりの大きな障壁となっていた。

 読谷飛行場は、様々な課題を抱えていたが、多くの村民や旧地主関係者の協力を得ながら解決を図り、30余年の歳月をかけて返還を実現した。

 その「読谷補助飛行場の跡地利用」は、これまでのむらづくりの集大成ともいうべき一大プロジェクトとなっている。

返還の碑 配置図_2